幼い頃より、美しい端布をみると、着せ替人形の着物やつまみ細工・押絵等つくるのが大好きでした。
その頃は正式に習ったわけでなく、自己流で楽しんでいました。結婚後二人の娘をさずかりましたのをきっかけに正式に日本の伝統文化を学び伝えて行けたらと思い人形美術協会の学校に入学。好きな事でしたので夢中で年月を重ね、今日に至りました。


　自然の風景や草花を眺めていると、心の中で人形の姿にうつるのです。
しかし、いい加減な作品は作れないと感じ着物学院に入学。時代考証・定まり事・美しい着付等勉強させていただきました。
人形界では、抜群なセンスと素晴らしい技術をお持ちの小池トミ子先生に指導していただけた事が私の生涯の宝となりました。心より感謝申し上げます。


　今後も世界に類をみない伝統文化を守り後世に伝えられます様努力してまいります。